

江戸町人文化の賑わいとともに花開いた黄金期の浮世絵の魅力をご堪能ください。
江戸時代、大都市へと成長した江戸城下では、活発な経済活動を背景に町人文化が開花し、庶民の関心事を主題とする浮世絵がめざましく発展しました。
江戸中期には、浮世絵黄金時代の立役者である版元の「蔦重」こと蔦屋重三郎(1750〜97)が登場し、喜多川歌麿(1753?〜1806)、東洲斎写楽(1763?〜1820?)といった、現在世界的な人気を誇る絵師たちの才能を見出しました。国学者・戯作者であり、狂歌師でもあった石川雅望(1754〜1830)は、蔦重の柔軟な発想力と時代の好尚を読む商才「巧思妙算」が他の追随を許さなかったとしています。
本展では、蔦重が手がけた歌麿・写楽の錦絵をはじめ、天明・寛政期から文化・文政期に活躍した鳥居清長(1752〜1815)、歌川豊国(1769〜1825)、葛飾北斎(1760〜1849)らの作品を展観し、浮世絵黄金期の魅力をご紹介します。また、蔦重が生まれ育った吉原や、本屋・耕書堂を構えた日本橋など、ゆかりの地の名所絵を、独自に取材した現在の風景写真とともに展示し、江戸の町の賑わいも併せてご覧いただきます。
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詳しくはHPをご確認ください。
開催日時 | 2025年7月25日(金)~2025年9月9日(火) 9:30~16:30 ※最終受付16:00 ※木曜休館(8月14日は開館) |
場所 | MOA美術館 |
住所 | 〒413-8511 静岡県熱海市桃山町26−2 |
入館料 | 一般2,000円 高校・大学生1,400円 中学生以下無料 |
お問い合わせ先 | MOA美術館 【TEL】 0557ー84ー2511 |
ホームページ | MOA美術館ホームページ https://www.moaart.or.jp/events/utamaro_sharaku/ |