

ガラス原料「珪石」の産地ならではの『見て、体験する』ガラスのテーマパーク
井田未乃(1969~2023)は、西伊豆町在住のガラス作家です。2001年より西伊豆町(当時は賀茂村)に辻晋吾(1959~)と共にガラス工房を構え、吹きガラスを中心とする技法で、主に器や器型のオブジェなどを制作していました。やがて、自作した多層の色ガラスを、サンドブラストやリューターで削る技法にも本格的に着手するようになります。
こうした色ガラスを削ってつくられる作品の多くは、井田が愛した身近な草花がモチーフになっています。それらは、ホットワーク中心の頃と比較して、より緻密で具象的な表現へと変化しました。その一方で、抽象的な表現が主体であった初期の頃から晩年に至るまで、色ガラスの色調に対する探求と情熱は一貫して変わることはありませんでした。様々な色が重なり合い交錯して生み出されるガラスの表現は、彼女の真骨頂とも言うべきものです。
没後2年を経たこの機会に、ガラス作家 井田未乃の創作の軌跡を辿りながら、彼女が残した作品の数々をご紹介いたします。
| 開催期間 | 2025年12月20日(土)~2026年4月15日(水) 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
| 入館料 | 大人 800円/小・中学生 400円/シニア(65歳以上)700円 (団体割引あり) *上記料金にて、当展のほか、常設展、万華鏡コーナーも全てお楽しみいただけます。 |
| 場所 | 黄金崎クリスタルパーク |
| 住所 | 〒410-3501 静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須2204-3 |
| お問い合わせ先 | 黄金崎クリスタルパーク 【TEL】0558-55-1515 |
| ホームページ | 企画展ホームページ https://www.ikoyo-nishiizu.jp/crystal/museum/exhibition/ |
