伊豆市資料館企画展 井上靖と郷里の人々の絆

小説家・詩人 井上靖と郷里の人々との交流をご紹介します

昭和を代表する小説家・詩人 井上靖は、幼少期を湯ヶ島(現・伊豆市湯ヶ島)で過ごし、「しろばんば」「あすなろ物語」「猟銃」など数々の郷里に取材した作品を残しています。

また、伊豆市内には、郷里の人々に向けてつむいだ言葉が校歌や碑として残っており、当地に暮らす人々の心に生き続けています。

伊豆中学校の前身である天城中学校は、井上靖が生徒会誌に寄せた随筆「故里美し」から校訓「克己」を制定して約50年間の歴史を歩みました。そして戦後20年の折には、宿区の郷友会が戦没者慰霊のため井上靖に詩の制作を依頼し、熊野山(伊豆市湯ヶ島)に慰霊詩碑を建立しました。

今年は伊豆市内の3つの中学校を統合して伊豆中学校が開校し、また戦後80年となる節目の年です。本展では、伊豆市内に残る直筆原稿などを中心に、初公開資料も交えて井上靖が「故里」に向けて残した言葉たちと、郷里の人々との交流を紹介します。

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開催期間2025年4月25日(金)~2025年8月27日(水)
9:00~16:00(最終入館15:45)
※木曜休館・7/3~7/17は資料整理のため休館
場所伊豆市資料館
住所〒410-2502 静岡県伊豆市上白岩425-1
入館料大人:210円 小中高生:100円
お問い合わせ
伊豆市資料館
【TEL】0558-83-1859
ホームページhttps://www.city.izu.shizuoka.jp/soshiki/1013/8/1010.html